ブログヘッダー画像

4人家族で住む場合、家族がゆったり快適に暮らすには、最低限どれくらいの家の広さがあればよいのか分からない方は多いのではないでしょうか。
なかなか判断がつきにくいですが、間取りを交えて大まかな目安知っておくことで参考になりやすいでしょう。
一般的によく採用される家の広さや間取りをご紹介しますね。

□4人家族の家の最低限の広さについて解説します!

大人2人と子供2人という核家族4人の構成から3LDKの家を想定すると、生活するのに必要な部屋と広さは以下のようになります。

・家族4人が過ごすLDKは16帖。
・夫婦2人の寝室は6帖。
・子供2人の部屋がそれぞれ4.5帖ずつで合計9帖。
・玄関とホールで2帖。
・階段で3帖。
・お風呂場2帖と洗面所2帖で合計4帖。
・1帖のトイレが1階と2階で合計2帖。
・2階ホールが2帖。
・収納が最低4帖程度。

上記の合計が48帖で24坪です。
家族4人で暮らすのに最低限これくらいの広さの家がないと生活しにくく、大きい家具を置きたい場合はより大きなスペースが必要でしょう。
ただし、1つの目安として国土交通省が定める住民生活基本計画では、一戸建てで4人家族が豊かな住生活を実現するために必要と考えている住宅の広さについて、38坪で125平方メートルと定めています。

□家の広さや間取りにおける注意点をご紹介します!

もっとも大切な点は、時間の経過によってライフステージや家族の人数が変わっていく点です。

子供2人を同じ部屋で寝させていても、成長に合わせてそれぞれのプライバシーに配慮できるスペースを提供できることが大切です。

逆に、子供が独立して夫婦2人になった時に、部屋が余ってしまわないかといった点も考慮すべきポイントでしょう。

家族の人数が減った時に使わない無駄な部屋が増えるよりも、1部屋が大きい方が長く快適に過ごせます。
余った部屋は、物置になってしまい見栄えが悪い、使っていない部屋の掃除が大変、などの問題につながります。
改善策として、例えば、子供部屋は1部屋をパーテーションや引き戸などで仕切れるつくりにしておいて、仕切る必要がないときは開け放って広く使えるようにする、などの工夫を考えてみると良いでしょう。

□まとめ

その時々に必要なプランに合わせて間取りを考えがちになってしまうと思います。
しかし、家族の状況が変わった時に、それに合わせて柔軟に対応できるような居住づくりも重要なポイントです。
この記事が、家族で新たな暮らしを始める方の参考になれば幸いです。

お問い合わせ設計のご相談、お見積りに関することなど、
お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ