家づくりの際に、キッチン、水回り、リビングなど、場所ごとに間取りを決めている方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんそれは大事なことですが、実際に暮らした際に重要な動線についてもイメージを膨らませることをおすすめします。

□注文住宅で人気の動線5つについて解説します！

1.帰宅動線
帰宅後の衛生面や整理整頓に配慮した動線です。
玄関とLDKの間にウォークインクローゼットや洗面室を設置することで、かばんや帽子などの収納により整理整頓しやすくします。
また、砂ぼこりや菌、花粉などの侵入を最小限に抑えられます。

2.おもてなし動線
玄関とLDK両方に出入り口がある客間にすることで、来客の際にはLDKを通らずに客間に案内できます。
また、普段は客間と合わせて広く家を使えます。

3.洗濯動線
ランドリールームとファミリークロークをまとめて配置することで、脱衣、洗濯、乾燥、畳む、収納と多工程に分かれる洗濯をひとまとまりにして、効率良く作業できます。

4アウトドア動線
LDKとつながるテラスやウッドデッキを設けることで家の内外の境界をなくし広い空間を利用できます。
BBQやDIYを手軽に楽しめるようになり、趣味の時間が充実するでしょう。

5.ガレージ動線
雨風をしのげるビルトインガレージがあるならば、玄関とは別に出入り口を確保することで異動や荷物の出し入れ効率が大幅に上がります。
また、パントリーとつなげれば買い物の荷物をすぐにしまえるようにもなります。

□ただいま・お帰り動線の例をご紹介します！

最近増えているのが、家に帰ってきたら洗面所に直行できる動線です。
玄関とLDKの間に洗面所を設置することで、外遊びから帰ってきた子供の手洗いや感染症対策にも便利です。
洗面所の後ろに脱衣所と浴室、クローゼットを設置できますし、玄関に直接洗面台を設置している家もあります。

他にも、主婦に人気なのが、買い物の荷物を収納しながら家に入れる動線です。
ジュースやお米など重いものを買ったとき、玄関からパントリー、そしてキッチンへとつながる動線があると便利ですよね。
ビルトインガレージとの組み合わせも可能ですし、玄関から和室、LDK、パントリーなど生活スタイルに合わせて入れるようにすると暮らしやすいでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅で人気の動線、特にただいま・お帰り動線についてご紹介しました。
部屋ごとではなく動線の観点から間取りを考えてみることで、不満や不便に思う点の改善につなげられるでしょう。
家づくりでお困りのことがあれば、当社までお問い合わせ下さい。