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車好きな方なら一度は憧れる「ビルトインガレージ」の最も大事な役割は、車を守ることです。
シャッターを設置することで盗難やいたずらから守れるだけでなく、紫外線や雨風、ホコリからも守れるため、長期で家を空ける方にもおすすめです。
今回は、ビルトインガレージのシャッターの種類や、注文住宅でつける際の注意点について解説します。

 

 

□ビルトインガレージのシャッターの種類を紹介します!

 

はじめに紹介するのは、「オーバースライダー式」です。
シャッター本体が天井まで設置されたレールに沿って格納されるため、天井の高さが必要になりますが、シャッター自体が軽量のため開閉に力を必要とせず、比較的静かという特徴があります。
材質はアルミだけでなく木材タイプなどもあるため、外観にこだわる人にもおすすめです。

一般的なチェーンで巻き上げるタイプのシャッターは、「巻き上げ式」と呼ばれます。
シャッター上部に格納されるため場所をとらず、重いシャッターも軽く持ち上げられますが、音が非常に大きい点には注意が必要です。

チェーンの代わりにベルトが使われているものは「ベルト式」シャッターと呼ばれます。
開閉時の音が静かな点がメリットですが、重い素材には向いていない点がデメリットとして挙げられます。

シャッターは、軽量なアルミや温かみのある木材など、素材にも種類がいくつもあります。
また、手動で開閉するのかリモコンで自動にするのかなど様々な種類がありますので、予算やイメージを固めてから選ぶことをおすすめします。

 

□注文住宅でビルトインガレージを設置する際の注意点を解説!

 

1つ目の注意点は、部屋の間取りを考慮することです。
ビルトインガレージを設けると1階の住居スペースが狭くなるため、広いLDKの間取りにできない可能性もあります。

2つ目は、シャッター選びを慎重に行うことです。
ビルトインガレージの面積が住宅の延べ床面積の20パーセント以上あれば、固定資産税の緩和措置が適用されますが、それよりも小さいと対象になりません。
また、車の乗り降りで雨に濡れないことを目的としていたのにもかかわらず、手動シャッターにしてしまったことで最大のニーズを満たせなかったり、電動シャッターにしたことで音によるご近所トラブルに繋がったりすることもあります。

3つ目は、車の買い替えを考慮したサイズにすることです。
よくある失敗として、SUV車に乗り換えた結果車高が対応していない、海外メーカーのものにした結果出入り口が足りなくなってしまうなどがありますので、将来的に自分がどのような車に買い替える可能性があるのかを考慮しておきましょう。

 

 

□まとめ

 

ビルトインガレージは車愛好家やこだわりのある人だけでなく、家の出入りで雨に濡れたくない人にもオススメです。
また、地価がとても高い地域に住んでいる方が駐車場を手に入れる目的でも設置するケースがあるように、さまざまな方にオススメできるものなので、車を保有している方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

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